2020/02/15
大和市にて KORG シンセサイザー KRONOS2-73 KORG シンセサイザー KRONOS2-73を出張買取させて頂きました。
KORGとは、1963年(昭和38年)に創業した電子楽器の製造・販売メーカーで、YAMAHAやRolandと並んで世界にその名を轟かせる企業です。
KORG社はユニークな製品をたくさん発売しています。
KORGの電子楽器開発・製造の歴史は日本、そして世界のシンセサイザーの歴史と言い替えても過言ではないでしょう。
1970年代に第一号となるモノシンセminiKORG 700を開発し、電子オルガン「KORGUE」やベースシンセ「SB-100」を開発したのを皮切りに、破竹の勢いで製品をリリースしていきました。
70年代の花形だったアナログシンセサイザーは、現在もKORGの現行ラインナップに含まれています。
往年の名機・MS-20を再現した「MS-20mini」や、シンセベース「VOLCA-BASS」やエレクトリックドラムの「VOLCA-BEATS」など、いずれもメーカーの歴史の重みを感じさせる逸品です。
また80年代にシンセサイザーを急激に発展させるきっかけとなったポリシンセのモデルも、minilogue・MONOLOGUEという形で実現されています。
アナログ特有の太い音を再現しつつ、パッチの管理はデジタルの力を用いており、アナログとデジタルのハイブリッド機種群です。
近年のDTMやエレクトロニカ・EDMなど、音楽の流行に敏感なKORG社は競合他社に先駆けてミニ鍵盤をリリースし、大ヒットに至っています。
特にヒットの中心になったのはアナログモデリングシンセのMICROKORGであり、エディット部へのスムーズなアクセスやボコーダーの装備、ミニサイズ鍵盤の普及など多くの画期的なアイデアを盛り込んだ製品です。
後発にエレピやオルガンなどデジタルシンセを一緒に盛り込んで多様性をアップさせたXLや、内蔵スピーカーを搭載して利便性を向上させたSなど色んな種類のバージョンを登場させています。
国内メーカーはもちろん、NOVATIONなど世界各国のメーカーもミニ鍵盤の開発に乗り出したことにより、業界での注目度の高さが窺えます。
テクノロジーの進歩により、80年代からデジタル化の波が進んでいきます。
ポリシンセの登場後、ほどなくしてFM音源方式のデジタルシンセ「DS-8」、サンプリング方式(PCM)の「DSS-1」がリリースされます。
80年代後半にリリースした、初のワークステーション型シンセサイザー「M1」をリリースし、大ヒットを飛ばします。
その後もTRINITYやTRITONなど、定番のミュージック・ワークステーション型シンセをリリースしていきました。
現行機種は、内蔵ハードディスクに音源を記録する機能をはじめ、ライブ演奏や音楽制作など多彩な用途に対応できるKRONOSシリーズをフラッグシップ機としています。
ピアノ音源に特に力を入れたKROME、モバイル用途にも適した便利なKROSSなど、プレイヤーのスタイルを想定したさまざまな種類の製品群も魅力的です。
シンセサイザーに比べて地味なので忘れがちですが、KORGはギター・ベースやウクレレ用のチューナーも精度の高いものを数種類リリースしています。
ギグバックに放り込めるコンパクトさと、ヘッドに取り付けるだけで使用できるスピード感が魅力のクリップタイプは、AWシリーズが有名です。
ギターだけでなくベース、ウクレレなど数種類の弦楽器に使用できるため愛用者は多いです。
フロアタイプはロングセラーを誇るDT-10、機能が充実しているPitchblackシリーズの2種類が中心です。
据え置きのラックタイプは、こだわりのプレイヤーのラックに必ず一台搭載されているほどです。
この他にも、ドラマーや全てのプレイヤーに向けたクリック・電子メトロノーム、KORG社の製品に対応するダンパーペダルやボリュームペダルなど優秀な製品が数多くリリースされています。
今回のシンセサイザーですが、全て問題なく動作し、且つ綺麗な状態でしたので、高価買取させて頂きました。
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