2019/10/09
相模原市にて 松本民芸家具 キャプテンチェアを出張買取させて頂きました。
今から50余年前、まだ畳と座卓の生活が当たり前だった頃に欧米の家庭で使われていた家具のデザインを踏襲し、当時衰退しつつあった全国でも有数の家具生産の伝統である松本の地で、その高度な和家具の技術を持つ松本の職人に作らせた洋家具。美しく完成されたデザイン、確かな作り、年を経るごとに味わいを増す無垢の素材。そして現在人々が愛してやまない日本人のための和風洋家具、それが松本民芸家具です。
松本の家具の歴史は古く300年以上の歴史を有しており、大正末期には日本一の和家具の生産高を誇ったほどです。しかし大平洋戦争後その衰退は著しく、当時来松された柳宗悦がその状態を直接見聞し、大変それを惜しみました。そして新作民芸運動の一躍として松本の伝統ある手工芸の回復を切望し、昭和23年に柳宗悦の希望に応えるべく、微力ながら採算のことは度外にして、運動のつもりで家具製作に取り掛かったのが松本民芸家具の始まりです。
松本民芸家具は必ずしも機械化、経済効率のみの近代化を良しとせず、人間生活と最も密着している家具の性格そのものに着目し、けして人間不在のものにならないよう必要な部分に可能な限り手仕事にて製作されています。
またデザインについても闇雲に斬新なものを作り出すのではなく、長い歴史の中で多くの人々に研ぎ澄まされ、また愛されて続けてきた東西の伝統的なデザインを尊重し、その習作を重ねながら現代生活に即した形でデザインしています。
現在そのバリエーションはレギュラー製品だけで800種、それに関連した準レギュラーまで合わせると2000種を数えます。
そのほとんどが今でも新しい感覚のものとして生活に使われるものばかりです。
素材はミズメに主要材として、欅、栃、楢などそのすべてが日本人国内産の落葉高木によって生産されています。
昭和49年に当時の通産省指定の『伝統工芸品」に家具の分野では全国に先駆けて「松本家具」として指定を受けました。「松本家具」とは、歴史ある松本地方の伝統的和家具の数々であり、それはさまざまな複雑な木組の技術によって作られます。現在も松本民芸家具の一バリエーションとして製作されており、またこの技術が和洋問わず全ての松本民芸家具の製品に生かされています。
塗装は、漆、ラッカー塗装などであり、すべて手塗りにて仕上げられます。通常のラッカー仕上げで8回、嵐仕上げになると13回以上時間を掛けて丁寧に塗り重ねられます。
日本の和家具と洋家具の本格的な結合、けして使い捨ての耐久消費財としてだけでなく、使う人がそれぞれが使い込むはどに味わい深く、愛着をもって使うことができる今では数少ない本物の家具、そして時代を超えて新しく、しかしどこか懐かしい感覚を抱かせる。それが松本民芸家具です。
買取させて頂いたキャプテンチェアは傷や汚れもなく、とても状態の良い商品でした。
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